中古重機の査定評価は、同じ機種でもちょっとした仕様の違いや状態によって査定に違いがでてしまう場合があります。
何が良くて何が悪いのか、基本的な知識を知るだけで、より良い査定になるとことがあると思いますので、是非参考になればと思います。
他社様での査定に少し疑問を感じたり、これから初めて中古重機を手放そうと考えているユーザー様にとって参考になるような、
代表的な高額買取査定になる重機の5つの特徴を
ご紹介します。
人気の仕様
重機の新車を購入する際、標準機より小旋回のほうが高額ですが、重機の中古市場では標準機が人気で評価が高いです。
狭い日本に対して国土が広い海外ではバランスが良い標準機が人気のためです。
人気のオプション装備
ユンボのオプションは足回りの仕様まで含めると様々ありますが、
特に高額査定になりやすいオプション装備は、
配管、クレーン仕様、マルチ、足回りの鉄シュー、ゴムパッドです。
クレーン仕様は公共工事に必要で、海外ではマルチは評価が高いです。
いずれも需要が高いオプションが高額に繋がります。
稼働時間が短い
稼働時間と査定評価は反比例しますので、
稼働時間が短ければ短いほど査定は期待できます。
また日本で自動車の走行距離の区切りは10万kmのイメージがありますが、重機では車種によっても異なりますが、3000時間が一つの区切りと言われています。
ただ海外市場では、修理して長く使い続ける文化がありその区切りはあまり気にされてませんので、ご参考までに。
程度が良い
摩耗が少なく、エンジンの状態の良い重機は、高い評価につながります。元気いっぱいのエンジンと、今にも止まりそうなエンジン音によって市場評価も違ってきます。
普段からグリスアップ、エンジンオイル交換することでより良い状態をキープすることがとても大切です。
人気機種
重機の中古市場では、30年前のモデルが20年前のモデルより高い評価になりうる場合があります。例えば日立建機の初期EX120-1と後続の2型、3型があります。
後続2,3型のコンピューター制御に対して1型はアナログ仕様のため海外修理需要を満たし初期型にも関わらず一番高い評価です。製造日などより人気・需要が最優先されます。